企業|2021年10月2日掲載
インビザライン・ジャパン(株)
口腔内スキャナー(iTero)の新製品を発表

冒頭、松本氏は、歯科矯正の全体的な需要とともに急激な成長をしていると述べ、その要因としてワークプロセスがアナログからデジタルへ移行していることを挙げた。続いて、口腔内スキャナーを導入するメリットとして、より効率的な治療の実現、患者さんの治療に対する理解・コミュニケーションを向上させるためのビジュアル機能の強化などを挙げ、治療に対する患者さんの納得感をさらに上げることのできるポテンシャルの高さを強調した。
次に、久嶋 誠氏(同社マーケティングマネージャー)より新製品「iTero Element Plusシリーズ」の紹介が行われた。久嶋氏は、動画を交えながらさまざまな機能を紹介し、実際の臨床の場面を想定しながら有用性を強調。「iTeroは単なる口腔内スキャナーではなく、先生方の心強いパートナーとして歯科診療に大きく貢献していきたい」との熱い思いが語られた。
最後に、和氣氏より「withコロナにおける歯科医院のデジタルトランスフォーメーション(DX)」をテーマに、DXを推進するためのトピックスについて語られた。氏は重要なポイントに「情報とビジョンの共有」を挙げ、iTeroを導入したことにより患者さん・スタッフ・歯科医師の間での情報の格差を埋めることに成功した自身の経験を紹介するとともに、コミュニケーションに役立つツールとしてiTeroの導入を推奨した。