2016年4月17日掲載
各国の精鋭11名が英語のレクチャーで共演
2ND A-PAC開催
講演は原則的に各30分に設定され、歯周再生治療の可能性や支台歯形成の勘どころ、単独歯修復に対する最新治療プランニング、ピエゾサージェーリーを用いた上顎前歯部のインプラント修復治療、抜歯窩のマネージメント、審美的インプラント治療のデジタルワークフロー、マイクロスコープを用いたプラスティックサージェリー、ワンアバットメント・ワンタイムコンセプトを考慮した補綴プロトコル、ザイゴマインプラントを用いた全顎治療、患者のスマイルデザインなど、広範なテーマが語られた。日本からは、大月基弘氏(大阪府開業)、瀬戸延秦氏(神奈川県開業)、白鳥清人氏(静岡県開業)、佐藤琢也氏(大阪府開業)、大河原純也氏(茨城県開業)、さらに米国で開業する後藤吉啓氏が登壇し、会場を沸かせた。患者さんを第一に考え、最適な歯科医療を提供しようとする各国の先生方に共通して見られた真摯な姿勢が印象的であった。
半数以上が海外からの参加者で、休憩時間もアジア各国の歯科医師らと英語で交流が図られるなど、終始グローバルな雰囲気であった。第3回は2017年に台湾で開催される予定である。