2022年11月8日掲載
井桁弘恵さん、神尾楓珠さんが受賞
ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2022開催

主催者を代表し、堀会長は挨拶の中で、「日本歯科医師会は2年に1回、国民の皆さまにインターネットで意識調査をしているが今年がその調査の年にあたり、『自分の健康に歯と口腔の健康が欠かせない』と考えている方が90%を超えていた。また、『健康のために自分の歯をできるだけ残したい』と考えている方も90%を超えていたということで、口腔健康管理の意識が確実に高まっていると認識している。昨今話題の国民皆歯科健診についても80%以上の方が肯定的に受け止めている。しかしながら実際に定期的に歯科医院に健診に通っている方は50%を切っているということで、意識と行動にギャップがあることが見えてきた。本賞が食べる、話す、笑うといった日常生活の基本となる機能を人生の最期までまっとうすることを目指す、そのような機会になれば幸いである」と述べた。
引き続き、「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」について柳川忠廣氏(日歯副会長)による本プロジェクトの趣旨と概要説明が行われた。氏は、コロナ禍においてマスクをすることによりネガティブな数字は今のところ出ていないとし、むしろ口腔内を含めた国民の健康意識が高まっていると述べた。最後に「定期的な口腔健康管理を行うことで全身の健康を維持・増進し、本プロジェクトをとおして国民の健康寿命延伸を進めていきたい」と締めくくった。
その後のトークセッションでは、司会者からの「歯とお口の健康維持のために心がけていることは?」との質問に対して、井桁さんは「こまめに水分補給をして、口の中を潤してきれいにするようにしています」と初々しい笑顔で答えた。神尾さんは「高校生の時から意識的に口呼吸をしないように気をつけています」と述べ、その後「グー・パー・ぐるぐる・ごっくん・べー体操」の実践などを行った。
なお、昨年は、黒谷友香さん、間宮祥太朗さん(ともに俳優)が受賞している。