社会|2024年9月10日掲載
臨床における気づきや悩みを共有し、刺激・成長しあう
第31回 ADFスタッフミーティング開催
さる9月7日(土)、第31回 ADFスタッフミーティング(楠 雅博氏主宰)が兵庫県立淡路夢舞台国際会議場(兵庫県)の現地およびWeb配信のハイブリッド形式にて開催され、約140名が参加した。
ADF(淡路デンタルフォーラム)とは、生涯にわたり歯の健康を守るための知識の共有を目的に日ごろの成果を発表し意見を交わす学びの場であり、今年は「スタッフの、スタッフによる、スタッフのためのミーティング」のテーマで開催された。
本会のメインプログラムである会員発表は、4ブロックに分けられ、歯科医師や歯科衛生士、歯科助手による12題が披露された。さまざまな発表テーマのなかでも、今年から新設された勤務3年未満の新人ブロックでは、新人ならではの葛藤や悩みを抱えながらも自身や他者と向き合い、成長していくようすに参加者は胸を打たれていた。
最後に会場参加者による投票が行われ、最優秀賞に「SRPを極める~その3下顎第一大臼歯に焦点をあてて~」の題で発表した安野麻里氏(歯科衛生士、楠歯科医院)、優秀賞に「MFTトレーナーという役割を担って」の三谷優女氏(歯科助手、久米おとなこども歯科)、審査員特別賞に「スタッフの子どもを預かって~スタッフが気持ちよく働けるように~」の望月みなみ氏(歯科助手、楠歯科医院)が選ばれた。
また、敢闘賞として新人ブロックにて発表をした歯科衛生士の柏木響稀氏、川尻亜希奈氏(ともにおおの歯科・矯正歯科)、濱田千尋氏(楠歯科医院)、中川聖彩氏(吉富歯科医院)の4名全員が選ばれた。