社会|2025年6月5日掲載

忙しい現代親子が取り組める、口腔ケアのヒントが紹介される

藤本美貴さんと学ぶ! リステリン® 令和ママ&キッズの学校開催

藤本美貴さんと学ぶ! リステリン® 令和ママ&キッズの学校開催

 さる6月4日(水)、HOME/WORK VILLAGE(東京都)において、藤本美貴さんと学ぶ! リステリン® 令和ママ&キッズの学校(Kenvue主催)が行われた。6月4日から10日の「歯と口の健康週間」にあわせて親子で口腔ケアを見直すための特別授業として、親子4組が参加。会場は2004年に廃校となった中学校を再活用したカルチャースペースで、実際に使われていた教室内にて、学校のチャイムとともに“授業”が始まった。

 1時間目は、廣瀬絵麻氏(Kenvueブランドマーケティング部アソシエイトブランドマネージャー)より、う蝕が減っている一方で歯周病の罹患率は改善しておらず、15歳以上の2人に1人が歯周病であるという実態が示された。これをふまえて、口腔ケアを推進する「お口から健康委員会」の概要が説明され、アンバサダーの藤本美貴さん(タレント)がゲストとして登場した。

 2時間目は、菊地奈採氏(歯科衛生士、中原まさひろの医療物販学LABO)が登壇。約半数の親子が仕上げ磨きをしていない現状(Kenvue調べ)をふまえ、磨き残しによる口腔・全身への影響にふれ、口腔ケアの重要性を訴えた。顎模型を用いながら部位ごとのブラッシングのコツを伝授したうえで、「保護者による仕上げ磨きは、子どもが自分で磨けるようになるまで必要」だと述べた。

 3児を子育て中の藤本さんからは「実際に子どもが磨いているところを見て“こっち側、磨いてないんじゃない?”と伝えている」「磨き方がおざなりになっているときは、タイマーを使ってもう一度磨かせている」「子ども自身は休日の歯磨きを忘れがちになるので“そういえば、磨いた?”と声をかけている」など、具体的なテクニックが披露された。

 3時間目は、水野紗耶香氏(Kenvue研究開発本部マネージャー)から口腔内細菌について解説された。悪玉菌を減らし、口腔内細菌のバランスを保つことが重要とし、手軽に続けやすいリステリン®の使用法として「ぶくぶくメソッド」が紹介された。

 最後に、参加した親子からのお悩み相談では、「歯磨きやうがいが面倒」という子どもの問いかけに、藤本さんは「面倒という概念はなく、やるものだから」とコメント。楽しさを求めるのではなく、「やらなきゃいけないもの」ということを小さいときから子どもに伝えていること、定期的に歯科医院でのチェックやブラッシング指導を受けていることなど口腔ケアに熱心な様子が語られた。

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