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学会|2023年7月4日掲載

日本歯科医学会

第110回臨時評議員会をWeb配信にて開催

6選が確定し、当選証書を授与された住友 雅人氏(写真右)。
6選が確定し、当選証書を授与された住友 雅人氏(写真右)。
 6月2日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医学会第110回臨時評議員会(住友雅人会長)がWeb配信にて開催された。

 開会後、住友氏と堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)よりそれぞれ挨拶が行われた。住友氏は、自身が理事長を務める一般社団法人日本歯科医学会連合での活動も含めて、日本歯科医師会(以下、日歯)会長の堀氏との活動実績を振り返った。堀氏は、日歯が上梓した「2040年を見据えた歯科ビジョン」を中心に、これまでの活動を総括するとともに、次期執行部への期待の言葉を述べた。

 次に、住友氏による会長報告が行われ、本学会にて構想が練られている「地域支援型多機能歯科診療所(医療機関)の役割とあるべき姿」について概要説明がなされた。あわせて、専門医や女性歯科医師の活躍の推進、タスクシェアなどの歯科界の課題の解消についても期待を寄せた。そして、今後の段取りについては、2023年6月中に本会の新歯科医療提供検討委員会より最終答申書が提出され以降、構想の具現化に向けた活動が開始される予定であることが報告された。

 続いて、一般会務報告や各担当者より各種委員会報告などがなされた後、第1号議案「日本歯科医学会役員(学会会長)選挙」が行われた。立候補者は住友氏のみであり、学会規定により、評議委員会の議決で住友氏の6選が確定した(任期は令和5年7月1日から令和7年6月30日までの2年間)。

 当選証書授与後、住友氏は次期の会務執行における所信表明を述べ、新執行部体制の構築に意欲を示した。

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