Web限定 2024年5月13日掲載 Dr.鈴木・スポーツデンティストの日常―スポーツ歯科よもやま話―(第5回) 後で読む 第5回 上下歯が非接触時の咬筋の活動について 嚙みしめ論争とスポーツ歯学の発展の歴史 これまで、「筋力発揮時の顎の動き」についてお話しさせていただいた。そして、筋力発揮時にヒトは必ずしも噛みしめているわけでないということを説明してきた。そもそもなぜ、嚙みしめ論争が展開されるのか? 噛みしめに関する都市伝説から始まり、噛みしめありきの研究が発展してきた。これはスポーツ歯学の発展の歴史を語るには欠かせないことは間違いない。 ... 鈴木浩司 すずき・ひろし 日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学講座准教授 1993年、日本大学松戸歯学部卒業。1997年、同大大学院歯学研究科歯学専攻修了。2002年同大歯学部助手。2006年、同大選任講師。2019年4月より同大准教授を務める。その他、日本睡眠歯科学会理事、日本スポーツ歯科医学会理事など要職多数。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。