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2024年5月13日掲載

Dr.鈴木・スポーツデンティストの日常―スポーツ歯科よもやま話―(第5回)

Dr.鈴木・スポーツデンティストの日常―スポーツ歯科よもやま話―(第5回)

第5回 上下歯が非接触時の咬筋の活動について

嚙みしめ論争とスポーツ歯学の発展の歴史

 これまで、「筋力発揮時の顎の動き」についてお話しさせていただいた。そして、筋力発揮時にヒトは必ずしも噛みしめているわけでないということを説明してきた。そもそもなぜ、嚙みしめ論争が展開されるのか? 噛みしめに関する都市伝説から始まり、噛みしめありきの研究が発展してきた。これはスポーツ歯学の発展の歴史を語るには欠かせないことは間違いない。

 ただ、その認識に対して私たちが行ってきた噛みしめていない場面が存在することの提唱は、スポーツ歯科界に一石を投じたとは思う。現在のところ、ポジティブ(動的運動時において筋力を発揮している状態)やネガティブ(静的運動時において筋力を発揮している状態)など、状況によって異なった顎の動きをするのだろうという仮説にたどり着いた。

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