社会|2024年5月14日掲載

会員発表および尾島賢治氏らによる講演会が行われる

Women Dentists Club(WDC)総会2024 in Fukuokaが開催

Women Dentists Club(WDC)総会2024 in Fukuokaが開催

 さる5月11日(土)、12日(日)の両日、電気ビル共創館(福岡県)において、Women Dentists Club(WDC)2024 in Fukuoka(吉村理恵会長)が開催され、全国から多数の会員が参集した。 

 初日の会員発表では、まずWDC関西支部長の大久保恵子氏(京都府開業)による座長のもと、五藤英恵氏(東京都開業)が「前歯部に二次性咬合性外傷を伴う広汎型慢性歯周炎患者に対し歯周組織再生療法を行った一症例」と題して講演。つづいて、岩崎由美氏(鹿児島県開業)が「院内歯科技工士と取り組む歯周治療」と題して講演を行った。両氏とも、歯周組織再生療法で良好な口腔内環境を獲得した症例を提示した。

 次に、WDC東日本支部長の成川史子氏(東京都開業)による座長のもと、鍵山富希氏(高知県開業)が「インプラントを用いた咬合再構成への挑戦」と題して講演。テンポラリーオーバーデンチャーを用いて咬合挙上を行い、臼歯部にインプラント治療をして咬合再構成を行った症例の実際を紹介した。

 つづいて、WDC西日本支部長の西村和美氏(山口県開業)による座長のもと、懸樋朝子氏と増井さやか氏(ともに京都府勤務)が「予防歯科~真の患者利益を求めた20年の歩み~」と題して講演。患者の生涯を通じた口腔の健康の獲得・維持のための取り組みを紹介するとともに、長期メインテナンスの効果と重要性について自院のデータを提示しながら解説した。最後に、WDC名誉会長の林 美穂氏(福岡県開業)により各発表に対して総評が行われた。

 2日目は、WDC常任理事の天川由美子氏(東京都開業)による座長のもと、講師に尾島賢治氏(東京都開業)、氏の医療法人勤務の渡辺仁資氏、檀 知里氏、熊谷友理子氏(すべて東京都勤務)を迎え、「アライナー型矯正治療における可能性と限界」と題した講演会が行われた。アライナー矯正治療の歴史的変遷から世界の最新動向、アライナー矯正治療の特徴や臨床上のテクニカルなポイントまでをくわしく解説。会員から寄せられた多数の質問に対し、尾島氏は1つひとつていねいに回答するなど、終始熱気に包まれたまま終了した。

 最後に、大久保氏が閉会の辞を述べ、次回総会の予告動画が流された。なお、次回の総会は、きたる2025年5月31日(土)、6月1日(日)の2日間、京都府において中田光太郎氏、瀧野裕行氏(ともに京都府開業)を講師に迎え開催予定。

関連する特集