2025年12月22日掲載
歯科医師のための「伝わる」プレゼン術とスライドデザイン(#3)
#3 プレゼンの情報削れますか?
スライドの情報過多を引き起こす心理メカニズム
プレゼンテーション(以下、プレゼン)の情報量が少ないのは、歯科医師として経験を積み、意識することで解決しやすいです。しかし、情報量が多い場合に削っていく作業は本当にたいへんで、なかなか情報を削れないものです。
たとえば、お正月に食べる「おせち料理」のようなもの。「おせちが、スカスカであっていいはずがない!重箱にこれでもかと詰め込まれたおせちこそ至高!」と多くの歯科医師は「おせちスライド」がいいと思っていますが、聴衆にとっては「過積載列車」に見られています(図1)。スライドが情報過多に陥るのは、「情報が少なすぎると不安だ」という心理的なメカニズムが働くからです。