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感染症対策でマスク着用のなか、6,091名が参集

2020年4月号掲載

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社会 2020年4月号掲載

感染症対策でマスク着用のなか、6,091名が参集

第43回中部日本デンタルショー

マスク着用で行われた開会式。
マスク着用で行われた開会式。
 2月15日(土)、16日(日)の両日、名古屋市中小企業振興会館(愛知県)において、東海信越地区歯科医学大会・第43回中部日本デンタルショー併催((一社)愛知県歯科医師会主催、(一社)愛知県歯科技工士会、(公社)愛知県歯科衛生士会、東海歯科用品商協同組合共催)が「歯科医療の原点と将来を見据える~令和時代、新たな波を愛知から~」をメインテーマに、盛大に開催された。今回は新型コロナウイルス対策として出展者および来場者はマスクの着用が要請される状況のなかで、来場者数は昨年より大きく減少したものの、6,091名が参集した。

 会場では2日間にわたり特別講演、愛知県歯科医師会、愛知県歯科技工士会、愛知県歯科衛生士会および東海歯科用品商協同組合の企画講演、ワークショップ、テーブルクリニックなど、昨年にも増して充実したプログラムが展開されるなか、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、最新の口腔内スキャナー、口腔機能発達不全症、超高齢社会におけるオーラルフレイル予防・歯科訪問診療など、近年注目を集めているテーマの講演が行われた。

 また、併設されたデンタルショー会場では、約170もの企業が出展されていた。なかでも、デジタルデンティストリーの普及にともなう口腔内スキャナーおよびマイクロスコープの活用、あるいは院内感染対策についてのブースセミナーが多数開催され、多くの参加者が詰めかけるなど注目の高さがうかがえた。

 なお次回は、2021年2月20日、21日の両日、同会場において開催される予定である。