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第26回総会・学術大会、387名が参集し盛会となる

2020年1月号掲載

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第26回総会・学術大会、387名が参集し盛会となる

JIADS

JIADS 会員の集合写真。
JIADS 会員の集合写真。
 2019 年12 月7 日(土)、8 日(日)の両日、ベルサール九段(東京都)において、第26 回JIADS 総会・学術大会(瀧野裕行理事長)が「インプラント治療の臨界点を探る」をメインテーマに開催され、歯科医師、歯科衛生士ら387 名が参集し盛会となった。

 1 日目は午前に会員発表、午後には、メインテーマを冠したシンポジウム「インプラント治療の臨界点を探る~Dr. DH DT の視点から~」が行われた。大井 瞬氏(埼玉県勤務)、上野彰夫氏(大阪府開業)、飯田裕子氏(歯科衛生士・つかだ歯科医院)、村井結衣氏( 歯科衛生士・タキノ歯科医院)、大塚正行氏(東京都開業)、筒井 佑氏(大阪府勤務)、高井康博氏(広島県開業)、川崎律子氏(歯科衛生士・長谷川歯科医院)、十河厚志氏(歯科技工士・株式会社デジタルデンタルオペレーション代表取締役社長)、瀧野裕行氏(京都府開業)らが登壇した。なかでも理事長を務める瀧野氏は、主に隣在歯と調和した審美インプラント症例を提示。その審美的な症例の数々に、会場からは驚きの声が上がった。

 2 日目は、Dr. Joseph Kan(米国・ロマリンダ大学)による特別講演「前歯部インプラント審美について:矯正、ペリオ、補綴の連携」が行われた。術後3 年までの経過は良好であったが、途中で患者の来院が途絶え、次に来院した際には唇側骨がほぼ吸収した前歯部インプラントの症例を提示。その後、自家骨移植などを行い、良好な結果を得た術後口腔内写真を示した。

 また、別会場で行われた歯科衛生士セッションも盛況で、企業展示ブースも賑わいを見せた。