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2012年3月29日

ITI Study Club東京2・東京3・千葉南開催

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 さる3月29日(木)、東京医科歯科大学において、「ITI Study Club」(以下、SC)東京2・東京3・千葉南合同ミーティングが行われ、会場には70名が参集した。

 SCコーディネーター・SC東京3ディレクターである塩田 真氏(医歯大大学院)の挨拶の後、矢島安朝氏(東歯大)による「インプラント医療を通して歯科医療の未来を考える―今、行わなければならないこと―」と題する講演が行われた。矢島氏は歯周病と糖尿病、動脈硬化の相互影響などが明らかになってきたことから、歯科と全身、ひいては生命とのつながりについての関心を高め、そして適切に使用されたインプラントが安全であることをひろく知ってもらうことが、将来の歯科界の発展につながることを強調した。

 その後、甘利佳之氏(東京都開業)より「歯槽堤温存を考慮したGBR法」と題してCytoplastを利用した歯槽堤保存術の症例発表が行われた。続いて、高峰弘二氏(千葉県開業)より「高齢者長期経過症例を通じて」と題しAGCブリッジでの多数歯欠損補綴について症例発表が行われた。各氏の講演後には、きわめて活発な質疑応答が行われた。

 最後にSC千葉南のディレクターである飯島俊一氏(千葉県開業)により総括が行われ、司会進行を務めたSC東京2ディレクター新村昌弘氏(東京都開業)からは、今後も合同でのSC開催の機会を設けたいとの意向が示された。

 次回のSCは、7月12日に鈴木真名氏(東京都開業)を迎え、開催される予定である。