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2008年6月6日

第22回International Symposium On Ceramics開催

西村好美氏が登壇し、賞賛を浴びる

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 さる6月6日(金)~8日(日)の3日間、Hyatt Century Plaza Hotel(米国・カリフォルニア州ロサンゼルス)にて第22回International Symposium On Ceramics(Program Chair:Dr. Gerard J. Chiche)が開催された。
 本会は、世界の補綴修復治療の最前線を行く歯科医師・歯科技工士が演者として一堂に介し、3年に一度、The International Quintessence Groupとルイジアナ州立大学の共催によって開催されるもの。今回の大会テーマは「Esthetic Masters at the Forefront」で、各セッションテーマは、「Esthetic Implant Restorations and Complex Cases」、「Ceramic Artistry and Technology」、「Problems and Solutions for Optimal Esthetic Restorations」の3題。
 各演題とも最新の手技・材料について教育的に語られ、とくにジルコニアを用いた臨床が多く見られたが、3日目は接着修復や咬合をテーマとした講演もあり、現在の補綴臨床を包括的に捉えようという意図が感じられた。日本からは歯科技工士である西村好美氏が登壇し、賞賛を浴びた。会場は連日、約1,200名の参加者が集い、世界最高峰の演者らの講演に酔いしれていた。
 なお、今回の会は長年にわたり米国のセラミック臨床に貢献した故・Dr. Lloyd L. Millerに捧げられた。