トピックス 2013年8月18日掲載 南 昌宏氏、奥森健史氏らが講演を行う <font color='green'><b>K.S.I. OPEN SEMINAR開催</b></font> 後で読む さる8月18日(日)、白水貿易株式会社(大阪府)において、スタディグループK.S.I.(奥森健史主幹、下田昌幸会長)主催によるOPEN SEMINARが開催された。南 昌宏氏(大阪府開業)を講師に迎え行われた本セミナーは、当初の定員が70名だったにもかかわらず、予想を上回る100名以上の応募が殺到し、急遽サテライトルームを設置して、2つのセミナールームを使用して行われるほどに盛況であった。当日はK.S.I.役員の講演後に南氏と奥森氏の講演が行われた。以下に演題・演者を以下に示す。 ・「パーシャルデンチャーの維持機構とその設計手順」(下田氏) ・「インプラント時代におけるパーシャルデンチャーを考える~新しい概念と基本の整理~」(村岡貴文氏、デンタル グロウス) ・「歯科技工最新事情 IDS2013 in Koeln」(山下俊造氏、デンタルアイディー) ・「欠損補綴 Material Selectionにおける選択基準とその実際」(瀬田寿樹氏、Vogue) ・「欠損部補綴の着眼点~パーシャルデンチャーによる対応~」(南氏) ・「審美。インプラント時代に準じたデンチャーデザイン~パーシャルデンチャー・オーバーデンチャーの捉え方」(奥森氏) 講演中には、「パーシャルデンチャーの目的は、クロスアーチの一体化と二次性連結固定である」「上顎は外方へ力がかかり、下顎は内方へ力がかかる」「パーシャルデンチャーを機能させるためには、マウスプレパレーションが重要」などといったパーシャルデンチャー製作における重要なエッセンスが、演者が変わっても何度も強調されており、皆が同じ認識の下で臨床を行っていることがうかがえた。 K.S.I. OPEN SEMINAR は来年も開催予定ということである。K.S.I.のこれからの活動に期待したい。