2018年4月26日掲載
今秋を目途に各学会の歯科専門医を審査・評価
(一社)日本歯科専門医機構、設立記者会見を開催

開会後、住友理事長は、歯科におけるそれぞれの学会が独自に認定した歯科専門医が活躍している現状を評価する一方で、歯科専門医としての知識や技能などに統一した基準がなく、認定される歯科専門医のレベルが学会ごとに異なることや、専門性の内容や水準がわかりにくいことなどの問題点が指摘されていることについて言及。そのような状況から、国民および社会に信頼される第三者の組織の設置が必要不可欠として、本機構の設立に至ったことを説明した。
なお、各学会の歯科専門医制度の継続的監督や評価基準の作成を行い、今秋を目途に審査・承認・評価を行っていく意向を示した。また、本機構が歯科専門医を一括的に管理する仕組みを構築することで、受診者が求める歯科専門医へのアクセスをしやすくする考え。