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2019年3月16日

5-D Japan10周年記念大会開催

「世界の潮流と5-D Japanコンセンサス」をテーマに1,000名以上が参集

 さる3月16日(土)、17日(日)の両日、東京ミッドタウンホール&カンファレンス(東京都)において、5-D Japan10周年記念大会(石川知弘氏、北島 一氏、福西一浩氏、船登彰芳氏、南 昌宏氏:ファウンダー)が「世界の潮流と5-D Japanコンセンサス」をテーマに開催され、歯科医師、歯科衛生士ら1,000名が参集し盛会となった。

 1日目午前の第1会場では船登氏(石川県開業)、第2会場では福西氏(大阪府開業)により開会挨拶が行われた。つづいて、第1会場ではセッション1として、船登氏によるファウンダー講演「Partial extraction therapy and Horizontal GBR for Immediate Implant placement into Extraction socket」が行われた。その後、Special Guest SpeakerとしてDr. Francesco Amato(イタリア開業)が登壇し、「Single tooth implant replacement: Minimally invasive approach to achieve long term esthetic results in the anterior zone(単独歯インプラント治療:前歯部領域での長期審美的結果を獲得するための、非侵襲的アプローチ)」と題し、講演を行った。両氏ともに、抜歯即時インプラント埋入のオリジナルの手法を紹介した。

 午後にはセッション2として、福西氏によるファウンダー講演「Vital Pulp therapyの意義と重要性」が行われ、講演の最後にその後登壇するDr. Domenico Riccuci(イタリア開業)へ歯髄診断についての質問を列挙した。つづいて、Special Guest SpeakerのDr. Riccuciが「Healing of pulp and periapical tissue; Lessons from histopathology(病理組織に学ぶ歯髄と根尖周囲組織の治癒)」と題し、講演を行い、福西氏が挙げた質問に対しての回答を示した。

 つづいて、セッション3の北島氏(静岡県開業)によるファウンダー講演「骨縁上欠損改善の臨床的アプローチ」の後、Special Guest SpeakerとしてDr. Pierpaolo Cortellini(イタリア開業)が登壇し、「Periodontal Regeneration on Infrabony and Furcation Defects. How to change the prognosis of compromised teeth(骨縁下欠損および根分岐部病変に対する歯周組織再生療法:歯周病罹患歯の予後を変えるための方策)」と題し、講演を行った。北島氏は,水平性骨吸収形態である骨縁上欠損に対して、Dr. Cortelliniはマイクロスコープを用いた低侵襲手術の利点を列挙し、骨縁下欠損に対して歯周組織再生療法を行った症例を紹介した。

 2日目午前の第1会場ではセッション4として、石川氏によるファウンダー講演「審美エリアにおける三次元的な硬軟組織マネージメント」の後、Special Guest SpeakerとしてDr. Ueli Grunder(スイス開業)が登壇し、「The solution for long-term soft tissue and bone preservation for compromised extraction sites in the aesthetic zone(増大つまり審美ゾーンの組織欠損を伴う抜歯部位において、軟組織、骨組織を長期にわたり維持するための解決策)」と題し、講演を行った。石川氏はGBRにおける手法、マテリアルの選択を、Dr. GrunderはGBRにおける硬軟組織の重要性について主に解説された。

 午後にはセッション5として、南氏(大阪府開業)によるファウンダー講演「補綴治療計画のキーポイント」の後、Special Guest SpeakerとしてDr. Francesca Vailati(スイス開業)が登壇し、「THE THIRD CHOICE in case of tooth wear」と題し、講演を行った。南氏は補綴治療の予後がよりよいものになるための手法、Dr. Vailatiはみずからが行っている「3ステップテクニック」を紹介し、独自の咬合診査について解説した。

 第2会場で行われた各セッションも盛会となり、最後に第1会場では福西氏、第2会場では船登氏より閉会の挨拶が述べられ、成功裏に閉幕した。

 本会ではディスカッションも活発に行われ、設立から10年経った現在もなお、勢いを増す5-D Japanの熱気を感じた2日間であった。