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2019年11月9日

東京デンタルショー2019開催

歯科医療関係者18,758名が参集

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 さる11月9日(土)、10日(日)の両日、東京ビッグサイト(東京都)において、東京デンタルショー2019(大東京歯科用品商協同組合、北関東歯科用品商協同組合主催/一般社団法人日本歯科商工協会特別協賛)が開催され、「口腔から全身の健康を科学する」をテーマに186社が出展した。来場者数は2日間で18,758名(歯科医師5,296名、歯科技工士1,590名、歯科衛生士3,579名、歯科助手682名、学生1,554名、商工業者4,284名、同伴者1,773名)にのぼり、おおいににぎわった。

 展示会場では、CAD/CAMや、訪問診療機器、マイクロスコープ、CTなどの最新の歯科医療機器が展示され、また歯科医療従事者を講師としたセミナーも多数行われ、最新の歯学情報や歯科医療機器に直に触れる機会として実際に体験する多くの来場者の姿が見られた。さらに、今回、日本歯科医師会が監修し、第16回モナコ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した映画「笑顔の向こうに」の無料上映も両日各2回の計4回行われた。

 生涯研修セミナー会場では、2日間にわたり全32プログラムが開講され、さまざまな分野のスペシャリストによる講演が行われた。なかでもデンツプライシロナ株式会社主催によるセミナーでは、「デジタル技術が広げる根管治療のさらなる可能性」と題し、林 洋介氏(東京都開業)が登壇。デジタル技術を活用した診療のメリットを紹介し、治療データの応用など、歯科診療で使用される機器に対する今後の機能拡張に期待を寄せた。また、株式会社ジーシー主催のセミナーでは、「外来診療で活用できる口腔機能低下症とオーラルフレイルの考え方」と題し、上田貴之氏(東歯大教授)が登壇。口腔機能低下症を診断するための7つの検査を概説し、早期発見と対応の重要性を主張した。

 なお、次回の東京デンタルショーは、2021年に予定されている。