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2021年7月18日

日本臨床歯科補綴学会、30周年記念学術大会をWeb配信にて開催

「歯科界のレジェンドから学ぶ ―近未来の歯科医療に輝きを―」をテーマに

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 さる7月18日(日)より、令和3年度 日本臨床歯科補綴学会30周年記念学術大会(浅野栄一朗理事長)が、「歯科界のレジェンドから学ぶ ―近未来の歯科医療に輝きを―」をテーマにWeb配信にて開催されている。

 本大会では、それぞれの分野から歯科界を長年牽引してきた、まさに副題のとおり「歯科界のレジェンド」である山崎長郎氏(東京都開業、日本臨床歯科学会〔SJCD〕理事長)、小野善弘氏(東京都開業、JIADS主宰)、中村公雄氏(大阪府開業、JIADS主宰)、小出 馨氏(日歯大新潟生命歯学部、日本臨床歯科補綴学会顧問)の4名による特別講演とディスカッションが行われた。演題と各演者は以下のとおり。

特別講演1「私たちの臨床を振り返って ―歯周治療と補綴治療の融合―」(小野氏、中村氏)
特別講演2「最新の審美・インプラント治療 ―審美と機能の調和を目指して―」(山崎氏)
特別講演3「超高齢時代の歯科医療 ―顎口腔系の長期的保全のために―」(小出氏)
演者によるディスカッション「歯科界のレジェンドから学ぶ ―近未来の歯科医療に輝きを―」

 演者らによるディスカッションでは、4名の演者によるお互いの講演をふまえた意見交換が行われた。さらに、「日本を代表するスタディグループを築き上げてきた演者たちによる、グループを大きくしていくなかでの苦労や思い」や「デジタルをどう臨床に取り入れていくか」などをテーマに、白熱したディスカッションも行われた。

 現在の、数多くの歯科医師から尊敬と憧れを集める演者らのイメージからは想像もできないような留学当初やグループ設立当初の話など、今後の歯科界を考えるうえでの示唆に富んだ話を聞くことができる非常に貴重な機会であった。最後に、次の歯科界を担う歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士へのメッセージが送られて閉会となった。

 なお本大会は、8月18日(水)までオンデマンド配信がこちらにて公開されている。