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2021年11月21日

デンタルコンセプト21、2021年総会・年次学術大会を開催

「よりよきインプラント治療をめざして―Dr. Dt. Dh. Co Medical Staffと共に―」をテーマに

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 さる11月21日(日)、品川シーズンテラスカンファレンス(東京都)とWeb配信のハイブリッド形式にて、2021年デンタルコンセプト21総会・年次学術大会(木津康博会長)が、「よりよきインプラント治療をめざして―Dr. Dt. Dh. Co Medical Staffと共に―」をテーマに開催された。現地には74名、Web配信には88名(計162名)の参加者を迎えて2年ぶりに盛大に開催された。将来的には準会員制を開設予定のため、歯科技工士、歯科衛生士らの参加者の姿も見受けられた。

 注目のシンポジウム「インプラント外科におけるトラブル&リカバリー」では、下尾嘉昭氏(東京都開業)、小鹿恭太郎氏(東歯大准教授)、北所弘行氏(北海道開業)、田村英俊氏(医師、亀田総合病院)の4名が登壇。下尾氏の「止血」、小鹿氏の「血圧、脈拍」、北所氏の「疼痛、腫脹・排膿」、田村氏の「知覚異常」など、細かいインプラント外科手技にまつわるテーマを詳しく掘り下げるシンポジウムとなり、日々の臨床に直結する内容となった。

 また、教育講演では三好敬三氏(東京都開業・本会顧問)、志田和浩氏(歯科技工士、PREF・本会理事)、中村社綱氏(熊本県開業)の同会の指導的な立場3名が登壇し、それぞれ「新しいインプラントStrauman BLX®の臨床応用」、「インプラント補綴装置の材質:ジルコニアを考える」、「新しいインプラント治療のソリューション NobelBiocare X-GuideTM&TiUltraTM、XealTMの臨床応用」をテーマに講演を行った。

 最後に会長の木津氏(神奈川県開業)が登壇し、「DC21 Future Direction」と題して会長講演を行い、同会のこれから進むべく目標、方向性を示し、幕を下ろした。インプラント治療が成熟し、デジタル化が進むなか、顧問の中村氏が提唱する「インプラント治療の完成形を求めて」、同会の今後の活動が注目を集めそう。