2026年3月23日掲載
歯科医師のための「伝わる」プレゼン術とスライドデザイン(#6)
#6 プレグナンツの法則、知っていますか?
脳の特性を生かしたスライドデザイン
前回は、口腔内写真の「中身」を整え、写真そのものの完成度を上げるために、トリミングと構図を取り上げました。しかし、素材が整っただけで自動的に伝わるわけではありません。たとえ臨床写真がきれいでも、スライド上で配置が崩れていれば理解が遅れ、比較が成立せず一気に“伝わらない”プレゼンになります。
ここで押さえておきたいポイントは、「人の脳は、バラバラの情報を『それなりに意味が通る形』に勝手にまとめてしまう」ということです。問題は、その“まとめかた”が、作り手の意図と異なる方向に進んだときです。