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2009年9月6日

「HMPS 3rd Congress in Tokyo」開催

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 さる9月6日(日)、ベルサール九段(東京都)において、「HMPS 3rd Congress in Tokyo」(HMPS〔Hawaii Mid Pacific Session〕主催、福沢将豪代表)が開催され、当初の予定を超える約500名の参加者で賑わった。本会は、HMPSが2007年から2度にわたってハワイを舞台に開催してきたHMPS Congressが好評となり、「日本国内での開催を」という声が高まったことから開催されたもの。これまでのハワイ開催では講演会+ハンズオンコースという形式であったが、今回は米国と日本で活躍する9名の気鋭演者による講演会形式で行われた。

 演題は登壇順に、(1)「基調講演:Esthetic Innovation」(林 直樹氏、Ultimate Styles Dental Laboratory/高橋 健氏、Dental Laboratory Smile Exchange)、(2)「ポーセレンクラウン修復における生命感の表現」(湯淺直人氏、新芽会近藤歯科)、(3)「患者満足達成への道」(三輪武人氏、協和デンタルラボラトリー)、(4)「Functional Structure of an Esthetic Implant Reconstruction」(遠藤淳吾氏、UCLA School of Dentistry)、(5)「Theory and Practice ―Bleachingを施した天然歯の分析と再現―」、(6)「適材適所に応じた修復材料の選択法―Walk to the Dream」(中村 心氏、THINK TOOTH Dental Clinic)、(7)「隣在歯・歯肉と調和する補綴物を製作する為に」(枝川智之氏、Pasha Dental Laboratory)、(8)「The Achievement in Lab Work ―純白と透明―」(徳冨博和氏、Cusp Dental Research,Inc.)の9題。いずれも最新の審美修復治療をベースにしつつ、それぞれの演者が自らの得意分野を軸にコンセプトや症例を披露する内容となっていた。

 当日は午前10時~午後7時までという長時間にわたったにもかかわらず、会場は終始満員となっており、聴衆の演者らに対する注目度、そして審美修復治療のニーズの高さをうかがわせた。次回以降の開催にも期待が高まる。