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2009年9月26日

近未来オステオインプラント学会(IPOI)指導医・認定医授与式

ミシガン大学のDr.Giannobile、Dr.Wangによる特別講演会も開催

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 さる9月26日(土)、京王プラザホテル(東京都)において、第1回近未来オステオインプラント学会(IPOI、糸瀬正通会長)指導医・認定医授与式が行われ、指導医28名、認定医122名が誕生した。糸瀬会長をはじめ関係者の挨拶の後、特別プレゼンターとして米国から招聘されたWilliam Giannobile氏(ミシガン大歯学部歯周病学・臨床歯科リサーチセンター所長)とHom-Lay Wang氏(ミシガン大歯学部歯周病学大学院所長)から1人ひとりに認定証が授与された。

 翌27日は、新宿NSビルに会場を移し、Giannobile氏、Wang氏による特別講演会が行われ約200名が参集した。

 午前の部は、Giannobile氏による「Advances in Periodontal Engineering & Regenerative Medicine」の講演が2部構成で行われた。前半はPDGF-BBやBMP-2などのgrowth factorについて、後半は患者の遺伝子を使った治療(gene therapy)について最新の知見が述べられた。

 午後の部は、Wang氏による「Management of Implant Complication and Peri-implantitis」の講演が行われた。インプラント治療の合併症の原因とその対処法について、多くの臨床ケースとともに解説。「合併症の防止には、まずきちんとした位置への埋入が第一だ」と強調した。