さる8月24日（日）、秋葉原UDXカンファレンス（東京都）にて、「CISJ特別講演会2008」（日本インプラント臨床研究会主催）が、山崎長郎氏を講師にむかえ、「これからの歯科医療の未来―デジタルテクノロジー―審美・インプラント治療の現在と未来」テーマに開催された。
　会場では、終日山崎氏が登壇し、講演を行った。まず、午前の前半は、インプラントを含めた包括的歯科治療の診断と治療計画の立案の仕方について、後半はインプラント補綴の咬合をどのように付与するかについて述べた。
　午後の前半は、前歯部審美インプラント補綴の思考と実際について、後半は不正な位置に埋入されたインプラントの外科および補綴処置についてそれぞれ講演を行った。
　最後のディスカッションで山崎氏は、これからの歯科治療は、ハードとしてのマイクロスコープ、CT機器、CAD/CAM、ソフトとしての審美修復治療、インプラント治療、メインテナンスおよびフォローアップがもっとも重要になってくることを述べて本会を締めくくった。