トピックス 2011年7月31日掲載 ITIプレジデントBuser氏が被災地支援のため来日 <font color='green'><b>東日本大震災チャリティ学術記念講演会開催</b></font> 後で読む さる7月31日(日)、東京ステーションコンファレンス(東京都)において、東日本大震災チャリティ学術記念講演会(ITI Center、ストローマン・ジャパン株式会社主催)が開催された。会場には250名の参加者が集まった。 初めにGilbert Achermann氏(ストローマンAGホールディングス会長)より、オープニングの挨拶が行われた。 本会においては東日本大震災の被災地復興支援のため、本会の参加費全額を含め、あわせて1,000万円が特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)へ寄付された。PWJ事業責任者である山本理夏氏からは、被災地レポートとして、一般的な物資支援から経済支援まで、被災者に対する多岐にわたる支援活動の発表がなされた。 つぎに、新村昌弘氏(東京都開業)より「インプラント審美修復のためのチームアプローチ」と題し、複雑な審美症例におけるチームアプローチの実践に関してエビデンスを示しながらの講演が行われた。 重原 聡氏(神奈川県開業)は「Guided Surgeryを成功に導くために」と題し講演され、ガイデッドサージェリーの利点を示す一方、経験の少ない術者を支援するためのツールではないことも強調した。 山下恒彦氏(デンテック・インターナショナル株式会社代表)は「Straumann社製CADCAMシステムによる包括的インプラント治療」と題し、ストローマン社が展開するCAD/CAMシステムおよびガイデッドサージェリーを紹介した。 塩田 真氏(医歯大大学院准教授)は「CADCAMが導くインプラントの変容」と題し、CAD/CAMがもたらす情報のデジタル化、作業内容の革新、使用材料の刷新に関して述べた。 Daniel Buser氏(ITIプレジデント、ベルン大口腔外科教授)は「チームワークがもたらすインプラント治療の最適化」と題し、良好な治療結果を得るためのチームアプローチに関して講演された。日常臨床におけるコンプレックスな症例では、チームアプローチに大きな利点があり、結果を最適化する可能性が述べられた。 最後に、Roger Heinzelmann氏(ストローマン・ジャパン株式会社代表取締役社長)より本チャリティイベントの実現ならびに参加者、関係者に対する感謝の言葉が述べられ締めくくられた。