2011年11月20日
さる11月19日(土)、20日(日)の両日、TKP渋谷カンファレンスセンターおよび東京ウィメンズプラザ(東京都)において、Women Dentists Club(以下、WDC、林 美穂会長)第6回総会が開催され、全国から多数の女性歯科医師らが参集した。初日は会員発表が行われた。演題および演者を以下に示す。
・「累積喫煙経験と歯周病との関連について―Brinkman Indexを用いた評価―」(藤家恵子氏、兵庫県開業)
・「咬合初期治療を行った一症例」(横田春日氏、福岡県開業)
・「快適に使い続けられる義歯を目指して」(杉田圭子氏、埼玉県開業)
・「インプラントアンカー(ミニスクリュー)を使用した部分矯正~下顎大臼歯の直立(upright)~」(山田明子氏、長崎県)
・「歯周外科治療を応用した矯正治療について」(田中希代子氏、兵庫県開業)
・「健やかなるよりよいエイジングへ-力のコントロールという視点から矯正治療を考える-」(森田明子氏、東京都開業)
2日目は、東京ウィメンズプラザに会場を移し、景山正登氏(東京都開業)を招聘し講演会が行われた。景山氏は「診療室で取り組むう蝕・歯周病のリスクコントロール」と題し、多くのデータに基づきながら、自身の長期経過症例や診療システムを紹介しながら具体的に解説。"リスクコントロール"をキーワードに、歯科医院としてどのように患者とかかわっていくべきか、示唆に富んだ講演内容に参加者は熱心に聞き入っていた。
なお、WDCの詳細については、『ザ・クインテッセンス』2011年11月号「スタディグループ紹介:臨床の現場を支える仲間たち」をご参照されたい。