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2024年2月号掲載

私のはじめての1本[Scene12] インプラントのための骨造成

私のはじめての1本[Scene12] インプラントのための骨造成

※本記事は、「Quintessence DENTAL Implantology 2023年No.6」より抜粋して掲載。

インプラントとの出会い

私は1972年に神奈川歯科大学を卒業後、末次恒夫教授の九州大学第二補綴科義歯講座に入局し、歯科医師国家試験の結果が出るまで模型実習と審査を受け、登院することができた。

当時、外来講師の先生方は大家と呼ばれる教授や臨床家であった。なかでも口腔外科専門の山根稔夫先生(山口県開業)のインプラント手術見学で、医院に在局中の3年間診療を見学させていただいた。リッジにチャネル形成後、リンコータイプのブレードインプラントが埋入されていく光景は今でも鮮明な映像として記憶している。先生は多忙ななか週1回食事に連れていってくださり、さまざまな話をしてくださった。自身の欠損部にサルの歯を移植した話は強烈で、インプラントへの情熱を感じた。いちばん心に残っているのは「インプラントが撤去に至っても患者さんはまたインプラントで噛めるようにしてくださいと必ず言う。口の中で動く道具では患者さんは満足しない」という言葉である。これが私の

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