2024年6月号掲載
業務範囲のグレーゾーン、どこまでセーフでどこからアウト?
歯科技工業務の境界線Q&A(最終回)
※本記事は、「QDT 2024年5月号」より抜粋して掲載。
第5回:歯科技工士の業務範囲拡大で検討されている内容は?
チェアサイドでの業務に肯定的な回答は歯科技工士で87%、歯科医師で92%に上る
今回は最終回として、厚生労働省で検討中の歯科技工士の業務範囲拡大について述べる。
同省では2018年に『歯科技工士の養成・確保に関する検討会』を設置し、その報告書において歯科技工業の内容や歯科技工士の教育内容について検討することの必要性が示された。その後、2020年度の厚生労働科学特別研究事業『歯科技工士の業務内容の見直しに向けた調査研究』により、業務範囲に関する意識調査が実施され、歯科技工士がチェアサイドおよび訪問歯科診療先で実施可能な業務内容等、今後、歯科技工士に求められる業務内容が整理され、歯科技工士の業務内容に関する議論の基礎資料が得られた。