2024年9月号掲載
インタビューと症例から探る 若手臨床家のラーニングカーブ step ahead No.151 久保田紘基
※本記事は、「QDT 2022年8月号」より抜粋して掲載。
♯1 インタビューで探る! 久保田氏のラーニングカーブ 技工業界のために自分でも何かできることがあれば
「4年というハンデがあるからこそ」
岐阜県の自宅でラボを開業する父をもつ久保田。高校卒業後は一度4年制大学の経営学部に進学するものの、在学中、徐々に父のような職人的な仕事をしたいと考えるようになっていった。父に相談した結果、大学卒業後は就職せずに、岐阜県立衛生専門学校歯科技工士科に入り、歯科技工士を目指すことになった。
久保田は大学時代から学外での年上の友人たちとの親交も多く、その友人たちがさまざまな職業で30歳前後に独立して活き活きと働く姿を間近で見てきた。仕事に対する考え方は、そういった友人たちから学んできた部分も大きいと話すように、久保田自身も30歳で開業したいと考えていた。しかし、専門学校を卒業するのは24歳。4 歳も年下の同級生と同じことをしていてはだめだと考えた。