• ホーム
  • 特集
  • 私のはじめての1本[Scene14] はじめての審美インプラント手術

2026年4月号掲載

私のはじめての1本[Scene14] はじめての審美インプラント手術

私のはじめての1本[Scene14] はじめての審美インプラント手術

※本記事は、「Quintessence DENTAL Implantology 2024年No.2」より抜粋して掲載。

卒後のこと

 卒後の1981年から日本大学歯学部の歯内療法学教室に3年間在籍し、その後2年間の原宿デンタルオフィス(院長: 山﨑長郎先生)勤務を経て1986年、当時29歳で地元である福島県いわき市にて開業した。歯科治療の時代的テーマは「歯周補綴」で、歯周病の進行や不適合補綴装置などにより咬合崩壊が生じた症例に対する歯周組織および機能性の回復・維持に明け暮れた。思い返せば、卒後10年間は、歯周補綴を成功させるための補綴設計などの治療概念と技術の習得に励んだ時期であった。しかしながら、ロングスパンや遊離端欠損の固定性ブリッジ症例では、一時的に臼歯部のバーティカルストップを確保できた場合でも、支台歯への負担荷重や適合不良などを起因とした補綴装置の脱離、二次う蝕、そして歯根破折の問題などにより、中長期的な予後は必ずしも芳しくはなく、術後トラブルへの対応に頭を悩ませていた。

続きを読むには…

この記事は会員限定です。

会員登録すると読むことができます。