特集 2022年9月号掲載 私のはじめての1本[Scene1] 教え込まれた多くの知識と経験豊かなエキスパートに支えられ不安なく挑めた記憶 後で読む ※本記事は、「Quintessence DENTAL Implantology 2022年No.1」より抜粋して掲載。 自身の体験から学ぶ 人間、どのようなことであっても、第一歩は存在する。最初に適切な手ほどきをしてくれる人がいれば、それ以降の無駄を省くことができ、さらに安心して先に進むことができるであろう。これは、終戦の2ヵ月半前にこの世に生を受けた筆者がこれまでの人生で幾度となく体験してきたことである。 物資に乏しい時代であったが、2歳の誕生日に両親は3輪車を買い与えてくれ、転倒... 小宮山彌太郎 こみやま・やたろう 東京都開業:ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター 1971年、東京歯科大学卒業。1976年、東京歯科大学大学院修了、歯学博士。1980~1983年、スウェーデンイェーテボリ大学歯学部歯科補綴学、および医学部解剖学客員研究員として故ヘデゴード教授、故ブローネマルク教授に師事。1990年、ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター開設。現在、東京歯科大学臨床教授、昭和大学歯学部客員教授ほか、要職多数。※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。