2025年7月号掲載
日本版オリジナルページ 知っておきたい歯科矯正学の基本の「き」(第20回)
※本記事は、「JAO[Journal of Aligner Orthodontics]日本版 2025年No.1」より抜粋して掲載。
Begg 法開発の背景
Begg 法は、もっとも汎用されている矯正歯科治療法であるエッジワイズ装置を開発し非抜歯治療を唱えたEdward Hartley Angle(1855-1930年)の高弟のひとりであるPercy Raymond Begg(1898-1983年)により1954年に発表され、考案・改良のすえに1961年にライトワイヤー法(後述)として完成した、マルチブラケットによる矯正歯科治療法である。