学会|2021年1月29日掲載
(一社)日本総合歯科学会
第13回総会・学術大会、WEB・誌上にて開催

当初は2020年10月31日(土)、11月1日(日)の両日、福岡県歯科医師会館(福岡県)で開催予定であったが、新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大にともない、一部WEBと誌上にて実施され、事前登録を行った199名が参加した。WEB開催に関しては、長島 正氏(大阪大学歯学部附属病院口腔総合診療部)の協力のもと、大阪大学のシステムが活用された。
WEB開催では、神田晋爾氏(福岡市歯科医師会会長)による講演「政令指定都市・福岡における地域医療連携構想」が行われた。シンポジウム1では、歯科心身症をテーマとして豊福 明氏(東京医科歯科大学)、金光芳郎氏、梅﨑陽二朗氏(ともに福岡歯科大学)、シンポジウム2では歯科訪問診療について、川上智史氏(北海道医療大学)の座長のもと、川端貴美子氏(福岡県歯科医師会)、赤泊圭太氏(日本歯科大学新潟病院)、岩佐康行氏(原土井病院)、太田博見氏(鹿児島県開業)による講演が展開され、盛況を博した。また、教育講演では「日本総合歯科学会のレゾンデートル」と題し、樋口勝規氏(日本総合歯科学会元理事長)による講演が行われた。
なお、誌上開催では一般口演23題の参加があり、新しい形の学会は盛況のうちに終了した。