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2008年2月17日掲載

「患者さんは、変われるんですよ！～行動科学的アプローチを臨床に取り入れた、コミュニケーション・スキルとは？～」

<b><font color='green'>みんとの会主催　第8回特別講演会</font></b>

<b><font color='green'>みんとの会主催　第8回特別講演会</font></b>
　さる2月17日（日）、ドーンセンター（大阪府）にて、みんとの会主催（長谷ますみ代表）による第8回特別講演会が開催された。本会は、自ら考え、判断し、行動を起す、というプロ意識をもった歯科衛生士の姿を目指し活動を展開するグループである。今年で6年目を迎え、これまで定期的に勉強会や特別講演会等を実施しているが、今回は本間宗一氏（山形県酒田市開業）を講師に迎え、「患者さんは、変われるんですよ！～行動科学的アプローチを臨床に取り入れた、コミュニケーション・スキルとは？～」と題して行われた。 　本会では、まず最初に藤田友子氏（てらだ歯科クリニック・歯科衛生士）が、実際に行動変容の起こらない症例を発表し、どのようなアプローチが本症例で求められているのか、本間氏による考察が行われた。続いて本間氏が、身近な題材をもとに行動科学的アプローチについて具体的に解説した。従来の指導方法や患者教育では思うような結果が得られないことが多々あるが、本間氏は、行動変容を目指すための適切な方法を理解し実施すれば、患者は変容するとし、そのためには、まずは動機づけの主体を医療者ではなく患者にあることを認識することから始めるべきであると強調した。

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