トピックス 2009年1月13日掲載 新春を祝うにふさわしく盛会となる <font color='green'><b>東京都歯、新春懇談会開催</b></font> 後で読む さる1月13日(火)、パレスホテル(東京都)にて東京都歯科医師会(以下、東京都歯、田中秀夫会長)による新春懇談会が開催され、会場には歯科関係者287名が参集した。 田中秀夫会長は挨拶のなかで、「われわれ公益法人としては、歯科医療に必要な人材の育成や医療現場への提供が急務であるが、現在では歯科衛生士、歯科技工士のマンパワーを確保することが難しくなってきており、歯科衛生士学校も定員割れの状況である」と、歯科界の厳しい現状について言及。また、世界的金融危機の影響から「金融・政治・経済・社会保障不安を抱えて国民は不安のなかで生活を余儀なくされている。今年こそ、国民が安心して暮らせる医療行政を行っていただきたい」と、医療界の充実と低迷する景気の早期回復を切願した。 さらに東京都歯の事業展開についても触れ、「今年度は在宅歯科医療推進事業に注力した。これは三師会、関係団体のご協力により、満足いく事業を行うことができた。来年度はさらに拡大したい」と述べた。 引き続き、来賓である山口一久氏(東京都副知事)、大久保満男氏(日本歯科医師会会長)、高島なおき氏(東京都議会議員)、鈴木聰男氏(東京都医師会会長)らの挨拶が会場に華を添えた。その後会場は、まるで不況を感じさせないほど、にぎやかに歓談する様子が見られ、新春を祝うにふさわしい会となっていた。