トピックス 2011年10月23日掲載 参加費で宮城県歯科医師会を支援 <font color='green'><b>2011東日本大震災チャリティーシンポジウム関西広域歯科の集い開催</b></font> 後で読む さる10月23日(日)、京都大学百周年記念時計台ホールにて(京都府)にて、2011東日本大震災チャリティーシンポジウム関西広域歯科の集い(発起人代表:坪井陽一、発起人副代表:村井健二)が、約300名の参加者を集め、盛大に開催された。 被災地の復興において歯科は大きく取り残されており、小児、児童、高齢者、寝たきりの高齢者および有病者などの口腔衛生指導のみならず、嚥下咀嚼支援が差し迫った大きな課題として存在している。今回のチャリティーシンポジウムは、被災地におけるこうした口腔衛生の介助看護問題への支援を主目的として開催された。 冒頭、現地対策本部医療技官として被災地の現状を小林 隆氏(東北厚生局宮城県域災害対策本部)が報告し本シンポジウムは幕を切られた。その後の会場では、トピックに対して問題提議し、それに対する回答講演を行ったうえで、会場全体でディスカッションするというものであり、インプラントの画像診断やCAD-CAM Implant Dentistryなど、内容も多岐にわたる7つのセッションが展開された。 なお、本チャリティーシンポジウムの収益のすべては宮城県歯科医師会に寄付される。さらに、本シンポジウムは数年にわたって開催され、国の歯科医療厚生行政への支援を継続していく予定である。