2011年11月6日掲載

DGZI本部の副会長らを迎えて

<font color='green'><b>AIAI DGZI JAPAN section ANNUAL MEETING 2011開催</b></font>

<font color='green'><b>AIAI DGZI JAPAN section ANNUAL MEETING 2011開催</b></font>
 さる11月6日(日)、全国町村会館(東京都)において、「AIAI DGZI JAPAN section ANNUAL MEETING 2011」(AIAI事務局主催)が311名の参加者を集めて開催された。  午前中は、「ドイツから日本へ、日本からドイツへ インプラントの歴史を紡ぐ」をテーマに、まずRolf Vollmer氏(ドイツ開業)がドイツにおける歯科医療の現状を簡潔に述べた。次に林 昌二氏(神歯大)が、自身の留学経験も含めたドイツ歯学と日本歯学の交流について講演した。続けてMazen Tamimi氏(ドイツ開業)は、予後16年の神経移動術の症例報告をした。最後はVollmer氏が再び登壇し、インプラント手術前のプランニングの重要性を説いた。  午後のテーマは「グラフトVSグラフトレス」で、最初の講演者である糸瀬正通氏(福岡県開業)は、豊富な臨床経験から得たグラフトまたはグラフトレスの適応を、自身の症例を供覧しながら示した。続いて菅原明喜氏(東京都開業)が、さまざまな移植材料の特徴や生体における機序について言及した。下尾嘉昭氏(東京都勤務)は、口腔外からの骨移植で対応した臨床例に加え、All-on-4の症例も紹介した。  最後のプログラムとして、津田忠政氏(東京都開業)を座長に迎えて午後の演者3氏によるディスカッションが行われ、盛況のうちに会の幕を閉じた。  また、他ホールでは歯科衛生士、歯科技工士向けの講演もそれぞれ行われた。

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