さる3月4日(日)、都市センターホテルコスモスホール(東京都)において、2011年度東京SJCD(Society of Japan Clinical Dentistry、日高豊彦会長)第3回例会が、約280名の参加者を集め、盛大に開催された。
午前は、インサービストレーニング講演として、皆川 仁氏(東京都開業)が、「Trinity of Successful Implant」と題し、序盤はインプラント患者への説明および診断書類提出の重要性、中盤はインプラント周囲のソフトティッシュマネージメント、終盤はインプラント治療におけるCAD/CAMの臨床応用について過去、現在、未来の観点から詳述した。
午後は、ケースプレゼンテーションとして、田中志歩氏(神奈川県開業)が「咬合崩壊途中をくいとめ、咬合の再構築を行った症例」、中村昇司氏(東京都勤務)が「チェアーサイド型CAD/CAMシステムの臨床応用」、高田貴虎氏(東京都勤務)が「咬合性外傷を伴う中等度慢性歯周炎患者にインプラントを用いて咬合回復を行った症例」、大河原純也氏(茨城県開業)が「Esthetic Recovery Around Teeth and Implants Using Connective Tissue Graft.」と題し、それぞれが講演した。本ケースプレゼンテーションは、2012年度の合同例会の予選を兼ねている。