トピックス 2012年10月28日掲載 ITIセクションジャパン メンバー数1,000名を超す <font color='green'><b>ITI Section Meeting・ITI トリートメントガイド Vol.5 セミナー 東京開催</b></font> 後で読む さる10月28日(日)、東京カンファレンスセンター(東京都)においてITI Section MeetingならびにITIトリートメント ガイド Vol.5 セミナー 東京が開催され、会場には310名が参集した。 ITI Section Meetingでは、ITIセクションジャパンチェアマンの船越栄次氏(福岡県開業)、ITI教育監事の勝山英明氏(神奈川県開業)、コミュニケーションオフィサーの佐藤孝弘氏(新潟県開業)、SCコーディネーターの塩田 真氏(医歯大大学院准教授)より、最新のITIとセクションジャパンの活動と展望が述べられた。 ITIセクションジャパンは本年10月時点でメンバー数が1,000名を超え、さらに増加傾向にある。ITIでは今後もエビデンスに基づく学術的な団体として、今後公衆に向けても広報活動を進めていくとの方針である。2014年4月より、David L.Cochran氏がITIプレジデントに就任予定である。また、Section Meetingではさらに、秋田・千葉・静岡・北九州エリアのSC(ITI Study Club;地域に根ざした少人数でのディスカッションを目的とした勉強会)ディレクターより、それぞれのエリアでの活動報告がなされた。将来的には、大学内でもSCの設立を行っていく予定である。 午後のITIトリートメントガイド Vol.5 セミナー 東京においては、勝山氏より、今秋9ヵ国語で発売された書籍・DVD 『ITI トリートメントガイド Vol.5 上顎洞底挙上術』の内容紹介と解説が行われた。そして船越氏と高橋 哲氏 (東北大大学院教授)により、本書の主題「上顎洞底挙上術」のクレスタルアプローチとラテラルアプローチについて それぞれ講演が行われた。講演後のパネルディスカッションではとくに、術者の技能習得の重要性と、上顎洞粘膜の穿孔の対応について言及された。 ITIトリートメントガイドは以降「前歯部複数歯欠損」「歯槽堤増大のための移植術式」「生物学的・技術的合併症の予防と管理」をテーマにVol.8までの刊行が予定されている。