トピックス 2014年2月2日掲載 「京都からの発信 21世紀の歯科医療のさらなる発展」をテーマに <font color='green'><b>2013年度 東日本大震災チャリティーシンポジウム開催</b></font> 後で読む さる2月2日(日)、京都私学会館(京都府)にて、2013年度 東日本大震災チャリティーシンポジウム(主催:がんばろう日本!関西広域歯科の集い、発起人代表:坪井陽一氏、発起人副代表:村井健二氏)が盛大に開催された。 東日本大震災から約3年が経過し、被災地の復興状況、いまだ必要とされる支援について話題にされることが減りつつある。そうしたなか、絆の継続と長期的支援を行う活動として、2011年10月23日開催の前々回、2013年1月27日開催の前回に引き続き、本シンポジウムが催された。 講演の構成は、前回同様トピックに対して問題提起し、それに対する回答講演を行ったのちに会場全体でディスカッションするというもの。セッション1「2014デジタルデンティストリーの現在」(座長:清水誠治氏)、セッション2「デジタルソリューションと総括歯科治療」(座長:北山康則氏)、セッション3「デジタルソリューションとCAD/CAM修復の現在」(座長:中居伸行氏)、セッション4「CAD/CAM修復材料の選択基準(生体親和性、材料強度、審美性、予後)」(座長:瀧野裕行氏)、セッション5「デジタルソリューションと組織再生インプラント治療」(座長:坪井陽一氏)、セッション6「デジタルソリューションと審美修復治療の現在」(座長:村井健二氏)、が行われ、終始盛況を博した。 セッションの中間では、特別報告(座長:玉置敏夫氏)として、震災3年後の東日本の歯科医療の現況について高橋 哲氏(東北大教授)が講演を行った。 なお、本チャリティーシンポジウムの収益のすべては、前々回、前回同様、東日本大震災被災者の方々への支援金となる。