<font color='green'><b>2nd Research and Technology Forum開催</b></font>
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さる3月22日(土)、23日(日)の両日、東京コンファレンスセンター品川(東京都)にて2nd Research and Technology Forum(バイオメット3iジャパン株式会社主催)が396名を集め開催された。
トップバッターとして、今大会最大の目玉であるDennis P. Tarnow氏(コロンビア大教授)が「Sustainable Aesthetics」と題して講演した。前歯部審美領域の単独歯欠損に対するインプラント治療について、文献に立脚したさまざまな分類を提示し、治療にあたっては実に多様なファクターを考慮しなければならないことが示された。講演中、氏は壇上に留まらずに会場内を歩き回り、時に聴講者とコミュニケーションを取って笑いを誘うユニークなスタイルで聴衆を魅了した。
もう1つの海外演者講演として、Xavier Vela氏(Barcelona Osseointegration Research Group:BORG)とXavier Rodriguez氏(BORG)両名が、「審美的な埋入位置とGBR」というタイトルで共演した。インプラント周囲組織の細胞メカニズムについて細かく解説し、インプラント治療による審美的な結果を達成するためには、インプラントの表面性状とプラットフォームスイッチングが肝となると強調した。
399名収容できる広い会場が両日にわたって満員となり、圧巻の集客力を見せた。海外演者だけでなく著明な日本人演者15名を集め、終日魅力のあるコンテンツを提供し、成功裏に会の幕を閉じた。