トピックス 2014年3月31日掲載 15年間の実績を体系化し、歯科総合医の輩出を目指す <font color='green'><b>明海大、「歯科総合医育成コース認定医制度」開設発表会を開催</b></font> 後で読む さる3月31日(月)、明海大学・朝日大学歯科医師生涯研修センター(東京都)において、「明海大学歯科総合医育成コース認定医制度」開設発表会(河津 寛生涯研修部長、安井利一学長)が開催され、歯科関係者ならびに報道関係者が参集した。 本制度は、明海大学歯学部生涯研修部が15年間の歯科医師生涯研修活動の経験と実績に基づき、8分野68コースの充実した研修プログラムと3段階のステップアップ制度によって、国民のニーズに包括的に対応できるすぐれた歯科総合医の養成を目指すもの。受講した歯科医師は「歯科総合医育成コース単位認定委員会」の審査によって3つの認定医資格と称号が付与される。 開会後、安井利一氏(明海大学長)はあいさつのなかで、本制度の開設について「生涯学べる場を提供することが大学としての使命ではないかと思っている。出身大学に関係なく参加していただき、国民が満足する歯科医療を具現化していきたい」と述べた。 引き続き、河津 寛氏(明海大病院生涯研修部長)は1999年よりスタートした生涯研修活動について、資料をもとに報告を行いながら、「新しい知識や技術を提供するだけでなく、若い歯科医師の先生方には目的意識をもって受講していただけるように15年間の実績を体系化した」と、今回の制度発足の経緯について述べた。その後、上濱 正氏(明海大病院臨床教授)より歯科総合医育成コース認定医制度の説明、鈴木 尚氏(明海大病院臨床教授)より歯科総合医育成コース単位認定委員会の説明が行われた。 なお、本認定医の取得者は、明海大学病院のホームページで公開される予定とのこと。