トピックス 2014年7月20日掲載 Botticelli氏らインプラント研究の権威とデンタルコンセプト21メンバーの共演 <font color="green"><B>デンタルコンセプト21 総会 東京開催</B></font> 後で読む さる7月20日(日)、21日(月)の2日間、イタリア文化会館 東京にて、デンタルコンセプト21総会 東京(三好敬三会長、中村社綱最高顧問)が「最新の科学と臨床―基礎的研究から臨床的疑問を解き明かす―」をテーマに盛大に開催された。 本総会は、数多くのインプラント関連研究・論文執筆で世界中に影響を与え続けるDaniele Botticelli氏(香港大名誉教授、パドバ大客員教授)および氏の研究グループのメンバーをイタリアより招聘し、デンタルコンセプト21のメンバーとともに講演、活発な議論を展開する場として企画されたものである。 2日間にわたるプログラムの基調講演として、まずは中村社綱最高顧問が、自身が日本で始めて紹介したGBR法、さらにはデンタルコンセプト21が追求してきたインプラント治療を総括した。続いて、Botticelli氏が、自身とそのグループが行ってきた研究の足跡、最新の研究成果について解説した。その後は、以下のテーマについて、イタリアのメンバーがおもに基礎研究の現状を、日本のメンバーが臨床的な成果を紹介した。 ・「抜歯後即時インプラント埋入」(Marco Caneva氏/下尾嘉昭氏、東京都開業) ・「歯槽骨造成」(Enzo De Santis氏/白鳥清人氏、静岡県開業) ・「ショートインプラント」(Fabio Rossi氏/三好敬三氏、東京都開業) ・「サイナスフロアエレベーション」(Alessandro Scala氏/木津康博氏、神奈川県開業) 上記講演に加え、藤波 淳氏(神奈川県開業)、木村智憲氏(東京都勤務)が臨床講演を行ったほか、Bernhard Giesenhagen氏(ドイツ・メルズンゲン開業)が特別講演にてボーンリングテクニックによる垂直的骨造成を紹介するなど、充実した内容の総会となった。