2014年7月24日掲載
「医療等情報の保護に関する日本歯科医師会の見解」を発表
日歯、定例会見を開催
会見では、冨山雅史常務理事より、同日の理事会において承認された「医療等情報の保護に関する日本歯科医師会の見解」について報告がなされた。さる6月24日に政府のIT総合戦略本部において決定された「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」は、利活用の前提となるべき医療情報保護に関する具体的方針についての記載がほとんどなく、医療等情報の位置づけが明確でないと指摘。医療等情報の保護に関しては、別途個別法を作成するなどの法整備が必須であるとしているが、2015年の通常国会に法改正案を提出するにはあまりにも議論・検討する期間がないことから、審議会の立ち上げを日本歯科医師連盟と協力して求めていくとした。