2018年9月9日掲載
歯周治療のスペシャリストが一堂に会す
第3回 再生療法の今を語る!開催
最初に座長を務めた和泉雄一氏(医歯大名誉教授)が、新時代の歯周組織再生治療と題し、再生療法の術式、材料の変遷の歴史に始まり、現在行われている最新の研究を紹介した。最後には、再生療法の成功には治療法、材料の進化とともに、技術(クリニカルスキル)が重要であり、講演から学んでほしいとまとめ、5名の演者を紹介した。以下に演題と演者を示す。
・「長期経過症例から観えてきたこと~再生療法に潜む落とし穴~」(白石和仁氏、福岡県開業)
・「ライフステージに配慮した歯周再生療法」(北島 一氏、静岡県開業)
・「チャレンジングサイトにおける再生療法」(石川知弘氏、静岡県開業)
・「再生療法の今を語る」(長谷川嘉昭氏、東京都開業)
・「歯を最大限活用する治療戦略」(水上哲也氏、福岡県開業)
講演後に行われたディスカッションでは、Periodontal hyper-responderにおける抗菌剤の具体的使用法、リグロス®の使用実感だけでなく、これから歯周外科に取り組む若手歯科医師はどのように学んでいけばよいのかなど、多くの質問が寄せられ盛況のうちに閉会となった。