企業|2026年2月25日掲載
松井徳雄氏、芝 多佳彦氏が「インプラント治療成功への鍵」をテーマに講演
BioHorizons Implantセミナー開催
さる2月23日(月)、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都)において、BioHorizons Implantセミナー(株式会社カイマンデンタル主催、古賀憲司代表取締役)が、講師に松井徳雄氏(東京都開業)、芝 多佳彦氏(東京科学大学)を迎え「インプラント治療成功への鍵―インプラント周囲炎への対応とインプラント周囲炎を起こさないために―」をテーマに開催された。
松井氏は、インプラント周囲炎を起こさないためには、歯周組織やインプラント周囲組織の長期安定性を獲得する必要があるとしたうえで、1)歯周病原因菌の停滞部位を除去、すなわち浅い歯肉溝、生理的な骨形態、付着歯肉を獲得すること、2)インプラント周囲の清掃性の向上、すなわちインプラント周囲の骨量や角化歯肉の獲得、隣在歯の骨との段差、上部構造の適合や形態、インプラント体の表面性状やポジション、が重要であると解説。そして、清掃性の高い口腔内環境を確立し天然歯とインプラントが共存するためのポイントについて、長期症例を交えながら詳しく解説した。
芝氏はまず、インプラント周囲疾患が「健常なインプラント周囲組織」「インプラント周囲粘膜炎」「インプラント周囲炎」「インプラント周囲軟・硬組織欠如」の4つに分類されたことを紹介。そして、インプラント周囲炎への対応の3つのコツとして、1)早期発見および早期治療、2)インプラント体の徹底的な除染、3)治療後に適切なメインテナンス可能な環境整備を挙げた。さらに、インプラント体表面の具体的な除染方法とその効果についてさまざまな文献とともに解説。芝氏らが海外学術誌に発表した“インプラント周囲疾患の治療フローチャート”も紹介し、フローチャートに沿ったさまざまな治療例を供覧した。
最後に質疑応答が行われ、本セミナーは盛会裏に終了した。なお、株式会社カイマンデンタルは20周年記念イベントとして、きたる3月29日(日)、30日(月)の両日、Robert Stanley氏(米国開業)を招聘し、「外科手術の効率性とその結果を最大化させるデジタルソリューションの活用法」をテーマに講演会およびワークショップを東京都内にて開催予定。