社会|2025年1月16日掲載

「技術の伝承と革新 新たな時代への覚醒」をテーマに

令和7年一般社団法人東京都歯科技工士会、新年祝賀会 受賞祝賀会開催

令和7年一般社団法人東京都歯科技工士会、新年祝賀会 受賞祝賀会開催

 さる1月13日(月)、東京ガーデンパレス(東京都)において令和7年一般社団法人東京都歯科技工士会、新年祝賀会 受賞祝賀会(東京都歯科技工士会主催、以下、都技、石川功和会長)が開催された。

 冒頭の挨拶に立った石川会長はその中で、アナログからデジタルへの移行期を超えた現在、デジタル技術を活用した補綴装置の質の向上が求められること、デジタル技術がいかにすぐれていても補綴装置を製作するのは歯科技工士であることをふまえた知識と技術の研鑽の重要性、若い世代に向けて「歯科技工士になって良かった」と思ってもらえるような教育制度やキャリアパスの整備の必要性、および都技の定款第4条に基づく教育研修や広報活動、安全で質の高い環境整備の推進などについて述べ、新年の抱負とした。

 また、来賓代表としては井上惠司氏(東京都歯科医師会会長)、藤山美里氏(東京都歯科衛生士会会長)、木村 正氏(日本歯科技工所協会理事長)、杉山勝人氏(大東京歯科用品商協同組合理事長)、早坂よしひろ氏(東京都議員、都議会議員歯科技工士関係政策研究会)の5氏が登壇し、それぞれに祝辞を述べた。

 また本会では、松尾博子氏(都技常務理事・広報担当)および妹島利行氏(同常務理事・学術担当)が1月に日本歯科技工士会より永年の功績を称える感謝状を受けたことが報告され、森野 隆氏(日本歯科技工士会会長)および石川氏から花束と記念品が贈呈された。そして、各地域の会長紹介、新入会員紹介、および賛助会員の紹介もあわせて行われた。

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