学会|2025年5月13日掲載

初診に適さない症状についてのガイドラインを示す

日本歯科医学会連合、歯科オンライン診療の初診に関する提言を公表

日本歯科医学会連合、歯科オンライン診療の初診に関する提言を公表

 さる5月9日(金)、一般社団法人日本歯科医学会連合(住友雅人理事長、歯科オンライン診療に関するワーキンググループ)は「歯科オンライン診療の初診に関する提言」をホームページ上で公表した。

 本提言では、「歯科オンライン診療」の基本的な考え方、特に初診に関する考え方として現時点で考えられる「初診に適さない症状」について抽出し、歯科医師用と患者および予約受付応対用の2つに分けてガイドラインを示している。また、歯科医療環境の変化に対応するためには、初診時の症状評価が重要であり、患者の症状に応じて対面診療への迅速な移行を求めること、オンライン診療の限界や注意点を患者に説明し、理解を得ることが重要としている。

 歯科医師用では、全身症状、保存修復・歯内療法系、歯周病系、口腔外科系、口腔内科系、重度の摂食嚥下障害、補綴系、小児歯科系、矯正歯科系の9つに関する症状が含まれ、各症状に対する具体的な例が挙げられている。

 詳細については、日本歯科医学会連合のホームページを参照していただきたい。

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