2025年5月号掲載
MRONJの診断・治療をアップデート!
【PR】 “薬剤関連顎骨壊死”の最新の 指針をまとめた1冊
※本記事は、「新聞クイント 2025年5月号」より抜粋して掲載。
小社4月の新刊として、柴原孝彦氏、岸本裕充氏、矢郷 香氏、野村武史氏の共著『薬剤関連顎骨壊死』が刊行されました。本欄では、柴原氏(東京歯科大学千葉歯科医療センター口腔外科)に、本書の特徴と見どころを語っていただきました。(編集部)
2022年、2023年の日米の最新の指針のすべてを集約!
2022年、米国口腔顎顔面外科学会は「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」のポジションペーパー(以下、AAOMS 2022)を発表し、前回よりも症例数を増やしMRONJ対応の指針を示した。さらに、2023年には日本口腔外科学会が主体となり、医科・薬科のご協力を得て本邦データのもと、日本版ポジションペーパー(以下、日本版PP 2023)を発刊した。今回の書籍『薬剤関連顎骨壊死』はこれらのポジションペーパーに基づいて解説し、MRONJの診断・治療・予防をアップデートした内容になっている。AAOMS 2022の全訳は米国口腔顎顔面外科学会からの承諾を得て行っている。今回の日本版PP 2023はAAOMS 2022および前回の日本版ポジションペーパー(日本版PP2016)の変更点、予防的休薬・治療的休薬、抜歯の可否、予防的抗菌薬、骨切除の範囲などの論点について詳細に検証し、従来のように米国版ポジションペーパーに固執せず、一般開業医・口腔外科医のための日本独自の臨床的な指針を示した。この書籍では、37ページにおよぶ日本版PP 2023をわかりやすく紐解くとともに、多くの症例写真、図表も掲載して、MRONJの最新情報のすべてをこの1冊に完結した。
この書籍の特徴は、以下の3つにまとめられる。
① 骨吸収抑制薬の休薬は? 抜歯などの侵襲的歯科治療は? 医歯薬連携の現状は? など、一般臨床家の喫緊の問題を適切かつ簡潔に提示。
② 顎骨壊死原因薬剤をまとめた「顎骨壊死のリスクのある薬品と歯科治療時(抜歯など)の対応」(図1)や、「急いで確認したい・絶対に知りたいこと」を検索しやすくした「クイックレファレンス」を収録。
③ ステージ0(日本版PP 2016)からステージ3 までの症例とその治療経過の写真を多数掲載。