社会|2026年1月14日掲載
歯科医療への熱い想いが伝わる、活気に満ちた1日となる
Zookey Night(ズッキーナイト)Presents若手歯科医師プレゼンコンペが開催
さる1月12日(月)、JR博多シティ会議室(福岡県)において、Zookey Night(ズッキーナイト)Presents若手歯科医師プレゼンコンペが開催された。ズッキーナイトとは、鈴木宏樹氏(福岡県勤務)が主宰する勉強会であり、毎回テーマを変えながらメンバーがプレゼンテーションを行う、あるいは外部講師を招聘し講演を行うもの。
今回は、初の試みとして「若手歯科医師プレゼンコンペ」を企画。冒頭、主宰の鈴木氏より、趣旨説明とともに「九州の若手歯科医師を発掘・発信する場としたい」と熱い想いが語られた。その後、吉岡和彦氏(福岡県開業)の司会・進行のもと、若手歯科医師6名によるケースプレゼンテーションが行われた。演題、演者を以下に示す。
「Tooth wearの進行による咬合崩壊に対し、審美的・機能的回復を行った1症例」藤原嗣正氏(福岡県勤務)
「ARPを応用した垂直的骨造成による低侵襲治療の一症例」大串侑暉氏(福岡県開業)
「前歯部開咬を伴う咬合崩壊が予測される症例に対し、インプラントを用いた一症例」佐野大成氏(福岡県勤務)
「上顎中切歯単独欠損に対して硬・軟組織のマネジメントを行いインプラント治療を行った1症例」丸本貴之氏(福岡県勤務)
「部分矯正と補綴により審美回復した1症例」佐々木大地氏(福岡県勤務)
「高度顎堤吸収のケースにフルデンチャーで対応した症例」田中 礼氏(福岡県勤務)
いずれの演者も、規格性のある資料をもとに自身の取り組みを紹介。今後の活躍がおおいに期待されるレベルの高い発表であった。つづいて、審査員3名による基調講演が行われた。演題、演者を以下に示す。
「卒後10年間を振り返り後輩達に伝えたいこと」毛利收孝氏(大分県開業)
「卒後21年の軌跡 人の巡り合いと臨床の変遷」陶山新吾氏(福岡県開業)
「これからの時代を創る君たちに今伝えたいこと」鈴木氏
3氏とも、自身が歩んできた道を紹介するとともに、特に「人との出会い」や「チャンスを逃さないこと」の重要性について強調した。なかでも鈴木氏は、若手歯科医師が行き当たりばったりに進まないためのアドバイスとして、「基礎力をつける」「自分の特性を知る」「自分を伸ばす」「仲間と楽しく過ごす」「人間的メンターと出会う」「味方を増やす」「仕事を楽しむ」「喋れるようになる」を挙げ、その理由も解説した。
満席となり、終始熱気に包まれた本会。参加者にとって明日への活力となる学びの多い1日となった。