社会|2026年2月16日掲載
Gustavo Avila-Ortiz氏を招聘し、300名以上が参集し盛況となる
The Implant Japan 2026開催
さる2月15日(日)、東京ポートシティ竹芝ポートホール(東京都)において、The Implant Japan 2026(WIERO主催、共同代表:浅賀勝寛氏、井汲玲雄氏、小川雄大氏)が「TISSUES」のテーマのもと開催され、若手歯科医師らを中心に300名以上が参集し盛況となった。
まず、Gustavo Avila-Ortiz氏(米国・ミシガン大学歯学部)が登壇し「Critical Issues in Periodontal and Implant-Related Plastic and Reconstructive Surgery」のテーマで講演が行われた。きたる3月に日本語版が刊行される氏が共同執筆者である書籍『TISSUES 歯周・インプラント外科の硬・軟組織マネジメント成功の鍵』の内容に沿った講演となっており、組織、器具、フラップ、移植(材料)などの解説、症例供覧をとおして、機能性と審美性を両立するインプラント外科を説明した。
午後からは、Jeakook Cha氏(韓国・延世大学歯学部)、Po-Jan Kou氏(台湾開業)、井汲氏(群馬県勤務)、浅賀氏(埼玉県開業)、小川氏(東京都開業)による講演が行われた。なかでもCha氏は、インプラント周囲炎の軟組織マネジメントについて講演し、その前段階のインプラント周囲粘膜炎で気づき止めることが重要としつつも、周囲炎まで進行してしまったら徹底的な除染やインプラントプラスティを行い、それでも改善しない場合は外科処置を行うというプロトコルを示した。最後には「さまざまな改善方法を示したが、インプラント周囲炎は解明されてないことが多いため、さらなる研究が待たれる」と締めくくった。
また前日の14日にはAvila-Ortiz氏による、抜歯窩のマネジメントについてのハンズオンセミナーが行われた。氏は、生体への理解を深め、つねに愛護的な抜歯を心掛け、患者一人ひとりに合わせた充填材やバリアメンブレンを選択すること、そのためには材料の特徴について良く理解する重要性などを述べた。実習ではていねいな指導が行われるとともに、受講者からは数多くの質問が寄せられ、非常に活発な質疑応答が展開された。